シャルロッテと羊飼い

一日も 何もなかった日 なんてなかったよ

そうだリトルワールド行こう 2日目【2】

それからもいろんな場所で写真を撮ったり、暑さや人ごみでバテて大好物のナシゴレンを食べるのを断念したり、前を歩く人のフードに付いたしゃくとり虫をにいが発見してわたしのしゃくとりチェックがより厳しくなったりしながら、世界一周旅は続いていきます。

 

なんだかひときわ騒がしいエリアに到着です。そこはヨーロッパ。ウインナーやチーズが売られ、小さい子が白雪姫のドレスとか着てキャッキャしておいでまして、ちょっとしたお祭り騒ぎ。欧州好きなわたしの血が大騒ぎです。

そして見つけました!わたしがはっきり覚えている写真の教会と衣装。どうやら幼少期のわたしとちゃんさん(妹)はドイツで写真を撮ったようです。懐かしい!!感動もひとしおです。

あの時の写真をもう一度!ってことで、ここでも衣装を着ることにしましたが、ドイツの衣装がこれまたかわいくて、ローゼンメイデンのようなデザインのドレスがたくさんあり、にいにも一緒に悩んでもらって翠星石のようなデザインのものに決定しました。せっかくなら当時と同じの着ればよかったんですが、なりたいじゃんローゼンメイデンに。第12ドールあたりに。にいは少年のような衣装を着ました。とりあえず日常のみおちゃんの「この、ピーナッツ野郎!」よろしく「この・・・羊飼い野郎!」くらいは記念に叫んでおきました。音量調節間違えて結構な大声出たのでドイツ中の人がにいのことを「あ、あいつ羊飼い野郎や」と思ったことでしょう。

当時と変わらずドイツは教会やチューリップ畑などロケーションも良く、衣装もかわいかったので、ここでの写真が一番お気に入りです。たくさんの人が「写真撮りますよ!」と言ってくれて、たくさん撮っていただきました。とある女の子グループに写真を撮ってもらった時に、「さっきも見たんですけど、(ペロリアンのことかな?笑)こんなん付き合ってくれる彼氏さんいいですね~」って言われたんですが、実際は違います。この人かなりノリノリですから。「次どれ着る?さおりるはね~これがいいかな~♪俺は~」とかずっと言ってますから。むしろ自分からグイグイきてますから。わたしが付き合わせたのではないんです。それにしてもこのペロリアンノリノリである。って感じなので誤解なきようお願いしますね。

(ここでの写真が気に入りすぎて、このブログの名前は決定しました。なんでも、シャルロッテってのはドイツの女性の名前らしく。ほんとはまどマギの魔女のシャルロッテちゃんが大好きだからたまたまググってたらそんなことがわかって、決めました。わたしもおかしとチーズ大好きだからピッタリだね)

 

衣装を脱いだら匂いにつられてウインナータイムです。わたしの好物であるハーブ入りウインナーと、カーリージラフのような名前のウインナーを購入しました。にいはビールも買いました。青空のもと芝生の上で焼きたてのウインナー(とビール)。最高でした!(この時点でわたし帰り運転決定。ぐぬぬ飲みたい・・・ってずっと言ってました。)

 

うろうろしつつフランスの貴族の衣装も着てみました。わたしは花冠とチョーカーも付いたかわいい水色ドレス。たくさんドレス着れて大満足です。にいは、あの衣装、何かを連想させるなーと思って今思いついたのがレイトン教授笑 レイトン教授が杖持ってスカーフ巻いたみたいな格好でした。このレイトンひとつも謎解けなさそう。すぐヒント見てそう。

 

アイスを食べたり、アサイージュースを買ったら三温糖の味しかしなかったり、写真を撮ったりしゃくとりさんをよけながら、また次々巡ります。

がっつりとごはんは食べず、ちまちましたものを食べ歩いていたのでにいのおなかはしっかり満たされることがなく、にいはずっと食べ物を狙っていました。次に彼が狙いを定めたのは、アフリカエリアのワニ肉とラクダ肉でした。にいはウマイウマイ言いながら食べてましたが、わたくし、食べ物に結構敏感でして、見た目がアレなものやゲテモノが駄目なのです。ワニもラクダも見た目は普通だったのですが、奴らの姿を連想すると鳥肌が・・・。ガクガクのわたしを見てにいのテンションはだだ上がりです。結局食べました。思ったより全然普通のお肉として食べれたのですが、終始奴らを想像して鳥肌立てながら「おうふ・・・ワニ、あんなゴツゴツのやつ・・・食べちゃった・・・おうふ・・・ラクダごめん・・・」とかブツブツ言っていまして、にいはそれはもう大笑いしながらわたしのしかめっ面を撮ってました。食べられはしたものの、詳しい味や食感は正直全然覚えてません。笑

 

最後ににいの強い要望により、インドのサリーを着ることになりました。にいにもマハラジャの王になってもらっても良かったのですが、彼はもう花より団子状態。わたしをサリーの列に並ばせると、私の好物でオススメしたシークカバブを買いに走ってしまいました。

わたしはというと、受付でデコにインドシールを貼られまして、(ビンディというらしい)その後「あの、すみません、おねえさん、身長150・・・ない・・・ですよね?」と少し申し訳なさそうに聞かれるという予想外の辱めを受けました。わたしの身長、何を隠そう147cm。しかも毎年縮んでっているという、筋金入りのおにゃんこクラブ(猫背)。当然ごまかせるわけもなく、小声の半笑いで「そ、そっすね・・・笑」と何故か男子っぽい返事を繰り出し、あえなく小学生たちと共に150cm以下ゾーンに並ばされる目に。なんかもう撃沈です。なのでサリーは大好きなピンクではなく子供っぽくなさそうな水色を選んでみました。

にいはシークカバブをむさぼり食いながら大絶賛してくれたので良かったのですが、撮ってもらった写真を見るとなんかのさなぎみたいでした。ちびっこが布でぐるぐるなんだもん。ピューと吹くジャガーのハマーの「それってなんかのさなぎじゃない?」が頭をよぎったよね。

 

期間限定でやってたサーカスは見れなかったものの、大満足で小さな世界を後にしました。もっともっと食べたいものも着たいものもいっぱいあったのでまたいきたいなあと思います。ちゃんさんがアフリカのポンチョとベレー帽の格好したの見たいです。ありがとうリトルワールド!イッツアスモールワールド!

 

世界一周は終わったものの、まだまだこれでは1日終わりません。

【3】につづきます。

 

(にいに旅記書いてるといってブログを教えたら思いのほか気に入ってくれたらしく、「次はまだー?」と催促がきます。しかも昨日「おきにいり登録したよ☆」とスマホを見せてくれたのですが、まさかのホーム画面登録、しかもゲームアプリとかの列ではなく、スマホつけたらまず電話かメールかシャルロッテくらいの超重要ポジションのコーナーに君臨しておりました。もう、どホーム陣取ってた。期待度高っ!ありがたいですねがんばります)